コーディング課の紹介

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。そして、初めまして!
私は情報理工学部3回生の 23 (ふみ)といいます!今年度のRiG++コーディング課リーダーをしています。


今日は、先日の記事でrocaさんが紹介されていた、RiG++の4つの課のうちの一つ、コーディング課の紹介をしたいと思います!
「RiG++に入りたいけど、ゲームを役割分担して作るって具体的にどうやるの?」と思われている方は、ぜひ最後まで読んでいってください!

コーディング課って?

さて、先日の記事で、RiG++ではチームを組んで4つの役割分担に分かれてゲームを作る、と説明されていました。
私たちコーディング課は、その中でもゲームのプログラムを書いたり、ゲームがうまく動くように調整する役割を担当しています。

と言っても、イメージがわきづらいと思いますので、具体的に3つに分けて説明していきますね。
※なお、画像でお見せしているのは、私が昨年度制作に関わらせていただいた「サイレントヒーロー」の画面になります。こちらからゲームの紹介記事が読めますので、気になる方はどうぞ!

どんなことをするの?

その① ゲームのプログラムを作る

ゲームはたくさんの「ルール」が無ければ成り立ちません。
例えば有名なアクションゲームでも、「十字のボタンで左右に動く」「このボタンを押したらジャンプする」「ブロックを叩いたらアイテムが出る」「敵に触ったらミスになる」……などなど、ものすごい数の「ルール」が無ければ、キャラクターは動けないし、ブロックも叩けないし、敵に触ってしまうこともできなくなってしまいます。

こうした沢山の「ルール」を一つずつ書き並べたものがゲームの「プログラム(もしくはシステム)」で、このプログラムを作ることが私たちコーディング課の役割になります。
(このようなシステムを作ることを「プログラミング」または「コーディング」と呼びます。コーディング課という名前はここから来ています)
また、キャラクターの強さやアイテムのデータなど、ゲームには沢山のデータが必要になりますが、これらを管理することもここに含まれます。

ゲームを動かすために必要不可欠なものを作る役割なので、まさにゲーム製作になくてはならない大切な役割で、思いついた理想のゲームを形にするには必要不可欠な役割を担っています。

実際にゲームを作っている画面

その② 他の課が作った素材を、ゲームに反映する

しかし、ゲームはそれだけでは完成できません。それだけでは絵も音楽もない、無機質なゲームになってしまいます。
より楽しいゲームにするには、かっこよかったり可愛かったりするキャラクターや、遊んでいる人々の気持ちを盛り上げる音楽などが必要でしょう。

RiG++では役割分担してゲームを作っているため、そのような「素材」を2D課や3D課、DTM課の人々に作ってもらうことができますが、作ってもらったバラバラの「素材」たちを実際にゲームの中で動かせるように組み込み、反映するのもコーディング課の役割になります。
ゲームをより楽しいものにするための重要な役割ですね。

1人で作ろうと思うと作る物が多くとても大変なゲーム製作ですが、チームで製作できるRiGでは絵や音楽を作れなくてもゲームを作ることができるのです。これもRiG++の強みの一つです。

ゲームの1シーンと必要な素材たちの例(右上はバトルで使う回復のエフェクトです)

その③ ゲームがうまく動くように調整する

ここまでの役割を見て、よし、これでゲームが完成できる……!と思っても、ゲームが絶対にうまく動くとは決まりません。
時には思ったように動いてくれないことや、データが調整されていなくて面白くなっていないこともあります。
そういった「バグ」の原因や、ゲームがうまくいっていない部分を見つけ、修正したり面白くなるように調整を加えることもコーディング課の腕の見せ所です。
言い換えると「最後の仕上げ」という役割です。

どんなソフトを使っているの?

と、ここまで聞くと「なんだか難しそう……」と思われるかもしれません。
しかし、「ゲームエンジン」と呼ばれるゲームを作るためのソフトを使えば、様々な機能を使って簡単にゲームを製作することができるのです!
ここでは、RiG++でよく使われているソフトを紹介しますね。
使い方はここでは省略しますが、入部後に教えますので、安心してください!

Unity

UnrealEngineや、RPGツクールなどといった沢山あるゲームエンジンのうちの1つのソフトで、スマホゲームやSwitchで販売されているゲームなど、さまざまなところで使われています。最近ではポケットモンスターのリメイク作にも使われていたりします。

Unityには、ステージ作りや演出など、ゲームに必要なプログラムが簡単に作成できる機能が沢山備わっているため、初めての方でもクオリティの高いゲームを簡単に作ることが出来ます!また、世界中の人が作った様々な便利機能をあとから入れることも出来るので、プログラミングが苦手でも他の人が作った便利機能を使って作ることも出来るのです。
また、無料で利用することが出来ます。

公式サイトはこちら

Unityの画面

Visual Studio 2019

上のUnityを入れるときに一緒にインストールされる、プログラミングをするときに使うソフトです。
世界中のパソコンで使われているWindowsを作っているMicrosoftという会社が作っているソフトなので、プログラムを色分けして見やすくしてくれる機能など、プログラミングするときに便利な機能がたくさん入っています。
こちらも無料で使うことが出来ます。

公式サイトはこちら

Visual Studioの画面




いかがでしたか?
今日の記事でプログラミングやコーディング課に興味を持っていただけたら嬉しいです。
「気になるけど、プログラミング初心者だからわからない…」という方も安心してください。わたしも入部した頃は全くわからない初心者でした。また、先輩たちが優しく丁寧に教えてくれますし、部室には参考書や機材がそろっています。初心者でも大歓迎です!皆様の入部お待ちしています!

「もっと話を聞きたい!」という方のために、入部希望者向けの説明会をzoomで開催する予定ですので、気になる方は下のボタンから申込みフォームに記入してくださいね。後日、説明会の案内をメールでお知らせします。

あ、「もう入部するんだ!」と心に決めている方も、↓こちらのボタン↓からフォームに入力してくださいね。

(4/8追記) 入部希望の方と説明会を聞きたい方のフォームが分けられておらずややこしかったため、フォームを分割しリンクを訂正しました。

明後日は2D課リーダーが2D課を紹介する記事が投稿される予定です。お楽しみに!

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