Blenderでレンダリングする方法
こんにちは、3DリーダーのSeiyaです。
この記事では、Blenderでのレンダリングの方法について詳しく説明したいと思います。RiG++でのメインの活動である、ゲーム制作にはあまり使わないので知らない人も多いと思います。
レンダリングとは、簡単に言うと照明などの計算を行って画像や動画を出力することです。
3Dの綺麗な画像や動画はこのレンダリングという作業で出力されたものです。
準備
まずレンダリングのための準備をしましょう。
shift+Aでメッシュからモンキーを追加しましょう。
今回はこのモンキー君を使ってレンダリング画像を作ります。
モンキーを配置したら、画面右上のビューポート表示を一番右のビューポートシェーディングに切り替えます。
そうするとモンキーが暗くなります。
このビューポートシェーディングではレンダリングする時の見た目を表示しています。
つまり今の状態でレンダリングすると、真っ暗な画像が出力されるということになります。
照明の配置
制作したモデルをレンダリングするためには照明を配置する必要があります。
shift+Aでライトを選択すると4種類のライトが確認できます。
左から順にエリア、ポイント、スポットです。
エリアは四角形、ポイントは360°、スポットは円錐状の照明です。
もうひとつサンがあります。こちらは全体を明るくする照明です。
自分が表現したいものに応じて照明を使い分けましょう。
今回はスポットをメインに使います。
45°くらいに角度をつけてモンキーを照らしてみましょう。
ライトを選択して右下のタブからライトの設定をいじることができます。
パワーを画像では200にしています。
他にもカラーを変えることで好きな色の照明にできたり、影のチェックを外すことで影ができないようにすることもできます。
カメラの配置
照明の配置ができたら次はカメラを配置します。このカメラで写した部分をレンダリングすることになります。
shift+Aでカメラを追加して移動させましょう。
カメラがどこを写しているのか確認する時は、右側のカメラのマークを押すと確認できます。
この状態でカメラを移動させることもできます。
また、「カメラをビューに」にチェックを入れると視点操作に合わせてカメラを動かすこともできるので便利です。
レンダリングする
カメラの準備ができたらレンダリングをしましょう!
レンダータブから画像をレンダリングを押すとレンダリングが開始します。
レンダリングを開始すると別ウィンドウで画像のレンダリングが始まります。
レンダリングが終了したら左上の「画像」から保存することができます。
最後に
最後に僕がレンダリングした画像の例を紹介します。
上の画像の背景にはHDRI画像という360°の背景画像を使用しています。
フリーでダウンロードできるサイトもあるので、ぜひ使ってみてください。
これを使うとより美しく表現することができます。
他にも紹介しきれない技術があるのでよかったらこれを気に調べてやってみましょう!