『サイレントヒーロー』のご紹介 2021年度後期プロジェクト
皆様こんにちは。この記事を執筆時点では3回生の田きです。
この記事では、2021年度後期プロジェクト「サイレントヒーロー」について説明します。
このゲームのダウンロードリンクはこちら!ぜひダウンロードして遊んでくださいね。
目次
- メンバー紹介
- ゲームの概要
- ゲームの工夫点
- 企画の背景
- 終わりに
メンバー紹介
- 田き
「サイレントヒーロー」の企画者。三回生。ディレクションやプロジェクトマネージャー、メンバーのコーディングサポートを担当。
- マツダ
三回生。バトル周りやゲーム内テキストの修正を担当。
- 23
二回生。主にバトルや状態異常まわりのコーディングを担当。
- Ten
一回生。コードのリファクタリングや、ゲーム内テキストの修正、攻撃アニメーション素材の調達を担当。
- Shinosann
三回生。メインキャラクターや一部敵モブのイラストを担当。
ゲームの概要
現代のRPGにおいてはいまいちパッとしない職業の人々が、ちょっとしたストーリーを繰り広げるコマンド選択式バトルRPGです。
ストーリーパート前半→バトル→ストーリーパート後半を、1主人公につき4回繰り返します。 主人公は計6人います。
ストーリーパート
ストーリーパートは、分岐の無いノベルゲーム方式です。
主人公一人一人に物語が存在します。
演説を行う雄弁家が帝国組織に襲われるストーリーや、大道芸人が借金取りに追われるストーリーなど、キャラによってストーリーは様々です。
バトル
バトルパートは、コマンドを選択して戦うシステムです。
各キャラは最大8つの技を持っており、それらを順に使って戦います。
各技は使用後にクールタイムが存在し、連続して使う事は出来ません。
各主人公ごとに技の特徴があるため、主人公ごとの役割を生かした戦いができます。
ゲームの楽しい点
このゲームではこだわった点がいくつかあります。その点がそのまま楽しさとなっています。
バランスを考えられたバトル
バトルのシステムには相当気を配りました。
コマンド選択式のバトルはどうしても敵か味方のどちらかが有利な一方的なゲームになりがちです。
そのため、一進一退の攻防ができるように、敵のパラメータを調整したり、味方の技の強さを調整したりして熱いバトルを繰り広げられるようにしました。
敵の技は強すぎる攻撃が連続しないようにパターンを組みました。一方で、味方は連続して強力な技を使えないようにクールタイムのシステムを導入しました。
特に、MP制を導入せず、技を使用するとクールタイムを求められる仕様にすることで、ゲームに戦略性が生まれています。どの順番で技を使うか、どのタイミングで強くてクールタイムが重い技を使うかを考える楽しみが生まれています。。
また、敵の攻撃の種類も多種多様です。
回復や状態異常を中心に立ち回る敵、純粋に攻撃力でねじ伏せてくる敵、カウントダウン方式で最後に即死攻撃を放ってくる敵などが存在します。
各キャラのストーリー
主人公は6人いて、それぞれのキャラクターがそれぞれの物語を持っています。
ストーリーはちょっとしたものですが、それぞれのキャラが立つようになっています。
また、すべてのストーリーは共通した世界観で作られていて、ところどころで共通の言葉が出現します。
そういったフレーバーを楽しめます。
企画の背景
企画を思いつくきっかけとなった考えはごく簡単です。
RPGに出てくる職業って、華やかすぎじゃないですか?
そう思ったため、逆張りして
微妙な職業だけでRPGを作ったら逆に面白いゲームができるのでは?
と考えました。
しかし、RPGは別に職業で面白さが決まるわけではありません。
RPGには物語があり、戦いの面白さがあります。
これらを損なわずに、職業だけを微妙にしてみようと試みました。
つまり、既存のRPGゲームの面白さを損なわないようにしつつ、職業だけを微妙にしようという試みから生まれたプロジェクトです。
最後に
このゲームのダウンロードリンクはこちら!ぜひダウンロードして遊んでくださいね。