立命館大学情報理工学部プロジェクト団体 ゲーム&CG部門 RiG++

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メリークリスマス!!

団体長のながまさです。

皆さんはどんなクリスマスを過ごしましたか?

私は、昨日、特に予定が入ることもなく、ケーキを持って家凸するかわいい後輩も、突然ご飯に誘ってくる気になる先輩も現れませんでした。よく考えたら、それができるような知り合いも1人もいなかったです。

そして今朝目が覚めてもプレゼントは枕元にありませんでした。

そこで、私は悟ったのです。「恋人がいなければ、クリスマスなんてバレンタインや水着と同じ 『ソシャゲのイベント』でしかない」と。


さて、それは置いておい本編です。

以前、部員の2D班の後輩が「背景が描けない」と言っていました。わかります、パースとか透視図法とか考えることが多い!

そこで、今回は3DCGを使って背景を作ろうと思います。3DCGだとパースもサイズ感も意図しない限り、狂うことはありません。


簡単に作ることを目的としているので、今回は3D講習で使ったBlender2.79、そして2D班でユーザーの一番多いCLIP STUDIO PAINTで作っていきます。3Dの知識も講習で教えたレベルのモデリングとマテリアル設定くらいで大丈夫です。

いつも私はMayaを使っているので久しぶりのBlender2.79に苦戦していたら、3Dリーダーのれおなに「え、まだ2.79使ってんの?え?www」と煽られました。ツラい。まあその通りで2.8まともに触れないんですけど。


それでは、作っていきます。

まず、こんな感じにカメラの画角を決めて、それに合わせて地面を作ります。この時に必ずカメラを投資投影にしておきましょう。


そして適当にオブジェクトを配置します。今回は木とビルはネットで拾ってきたフリー素材を使っています。簡単に作ることが今回の目的ですからね。面倒だったとか時間がなかったわけではないです、ええ。

そして適当にマテリアルを設定します。ここで細かく調整すればそのまま使える背景が作れますが、基本的にはそれっぽいテクスチャを貼るだけでなんとかなります。モデリングもそうですが、そこまで細かく作り込むくらいなら描いた方が早いです。


そしてレンダリングしたものがこちら。

ポリゴンのカクカク感とかライティングが微妙だとか、普通の3DCGだったらそのような評価が下るでしょう。でも、今回はこれで構わないです。


それではクリスタに移ります。

まず、それっぽいブラシでテクスチャの描き込みが薄いところを描き込みます。この時に輪郭をぼかすように描き込めばポリゴンの直線感は薄くなります。


そして、モデリングするより描いた方が早いものを描いていきます。小物や装飾品などですね。今回はクリスマスっぽいイルミネーションを描いていきます。適当に色を散らして、ガウスぼかしと覆い焼き発光でそれっぽくしました。


そして、最後に水面の反射や光を描いたら完成です。


多少、雑なところはありますがイラストの背景として使うのなら申し分はないのではないでしょうか。どうせぼかすし。

何より、パースや透視などを考えずに短時間でこれが作れます。実作業時間は2時間くらいでしょうか。


今年は3D講習を受けた2D班の部員が多かったため、このような内容で書いてみました。ゲーム制作をする上では、2Dも3Dも触れると、できることの数もレベルも格段と違います。ぜひ、少しでも興味があれば触ってみましょう。

それでは、良いお年を!!

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