2020年度後期プロジェクト「ありあわせバトラーズ」紹介

皆様はじめまして。この記事を執筆時点では2回生の田きです。
この記事では、2020年度後期プロジェクト「ありあわせバトラーズ」について説明します。

正直何書いていいかお知らせされていないので好き勝手書くぞ!!!

目次

  • メンバー紹介
  • このゲームを考案した経緯
  • ゲームの概要
  • ゲームの工夫点
  • 今後の展望
  • 終わりに

メンバー紹介

  • 田き

「ありあわせバトラーズ」の企画者。二回生。プロジェクトマネージャー、コーディング、各アイテムのイラストなどを担当。

  • たけたけ

タイトル画面のBGM以外を担当。二回生。アイテムの発案もした。

  • マツダ

ファイアーバトルやレースバトルを担当。二回生。主にコーディングをするが、前述のバトル内のイラストも作成した。

  • TZ

シンプルバトルやタワーディフェンスゲームを担当。一回生。マツダと同じく、左のバトル内イラストなどの担当もした。

ゲームの概要

このゲームは、以下の流れで進みます。

アイテム収集

制限時間の許す限り、広いフィールドに点在するアイテムを収集するゲームとなっています。

左右移動とジャンプのみというシンプルな操作です。ジャンプの高さを微妙に調整でき、プレイヤーがキビキビ動くため操作がやや難しいかもしれませんが、慣れれば快適に操作できるようになっております。

アイテム選択

アイテム収集が終わるとバトルの名前が表示されたのちにアイテムを選択をします。バトルの内容に合わせたアイテムを選択しましょう。

バトル

選択したアイテムでバトルを行います。バトルの結果によって一応の勝敗が決定します。
バトルの種類は7種類あり、それぞれで異なったバトルが楽しめます。

ゲームを考案した経緯

私が作りたいと思っていたのは以下のようなゲームでした。

とにかくたくさんのアイテムが出てきて、そのうちの一握りだけ獲得できて、よくわからないバトルが始まって、わけもわからないままアイテムを選択して挑んだら、なぜか勝てるゲーム。

よくわからない文章ですね。一つ一つ説明していきます。

『とにかくたくさんのアイテムが出てくる』というのは、大乱闘スマッシュブラザーズの乱闘に出現するアイテム群やアシストフィギュアのようなものです。覚えきれない量のアイテムがランダムで出現するとき、私は「今回はどんなアイテムが出てくるかな?」とワクワクの感情が出てきます。アイテムの数がそのままワクワク感につながるため、『とにかくたくさん』アイテムがあればワクワクできるゲームになるのではないかな?と思いました。

『そのうち一握りだけ獲得できる』というのは、一見すると良くない要素に思われます。しかし、前述のワクワク感は出現するアイテムの種類が限られているからこそ生まれてくる感情です。すべてのアイテムが必ず出現するだとか、特定のアイテムが特定のタイミングで必ず出現するとなると、ワクワク感は失われます。ワクワク感を演出するために必須のスパイスとして、『一握りしか獲得できない』ようにしようと考えました。

『よくわからないバトルが始まる』というのも、どんなバトルになるかわからないワクワク感の演出となっています。

『わけもわからないままアイテムを選択する』というのは、ゲーム性を意識した部分です。例えば、「森バトル」であれば、自然っぽいアイテムを選択した方がよさそうと考えたり、「技術バトル」ではすごそうなテクノロジーのあるアイテムを選択しようと考えるなど、プレイヤーにバトルの運命をゆだねる部分でもあります。そういった思考の中でも、「どのアイテムなら勝てるだろうか?」「どのアイテムだとハイスコアを狙えるだろうか?」というのが楽しいと考えています。

『なぜか勝てるゲーム』というのは不思議な感じです。ただ、私は負けたときに良い感情を抱くことは少ないです。勝てる方が圧倒的に楽しいです。そのため、「勝てるゲーム」というのはかなり重要と考えています。

この考えを具体的に肉付けした結果、「ありあわせバトラーズ」という企画が完成しました。

ゲームの工夫点

  • 全100種類のアイテム!!

このゲームの場合、アイテムの種類の多さは面白さに直結するため、100ものアイテムを実装しました。短い期間でこれだけのイラストとマスタデータの設定をするのには多くの時間がかかりました。アイテムの種類やパラメータに関しては、メンバー全員で相談したため、全員が一丸となって取り組めた場所でもあります。

  • 「勝てる」ゲームバランス

ゲームでは勝てなければ面白いものも面白くなくなってしまいます。そのため、適正アイテムが一つでもあれば割とゲームで良い結果を残せるようになっていたり、ゲームが易しめになっています。スナイプバトルやタワーディフェンスはやや難しいので、適正アイテムでも初見では勝ちにくいですが、それ以外のバトルではそれなりに勝てるようになっています。

  • BGMの演出

昨今のフリーBGMはクオリティが非常に高いです。それにもかかわらず、音楽担当の方は必要です。フリーBGMだけではゲームでやりたいことを表現しきれませんからね。そして、このゲームでは、フリーBGMでは難しい演出を二つほど入れています。

一つは、アイテム収集のBGMです。残り時間が短くなると、テンポが速まり緊張感や焦燥をあおるようにBGMが変化します。そして、アイテム収集終了時には、「ジャーン」となってアイテム収集ゲームが終了します。この「ジャーン」を曲にすることで、効果音的な演出とBGMを融合させ、自然な感じを演出できます。

もう一つは、各バトルのBGMです。バトルは7種類あるのですが、バトルごとにBGMが設定されていて、そのすべては一曲のアレンジBGMとなっています。バトルの雰囲気に合った音色が用いられますが、基本的なメロディやリズムは似ています。これにより、バトルの共通の雰囲気は残しつつ、種々のバトルの雰囲気にマッチするBGMとなっております。

今後の展望

UIが粗削りであり、ゲームを快適にプレイするのに必要な機能や情報の提示が行われていない箇所があるので、そこを修正すればよりよいゲームになりそうです。

また、一部アイテムがほぼいらない子になっているため、アイテムにテコ入れをするとゲームバランスが改善するかもしれないと考えております。

最後に

このゲームのダウンロードリンクはこちら!WindowsとMacでプレイできます。

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