グランブルーファンタジーのすゝめ

はじめに

どうも皆さん昨日ぶりです!副団体長/グラブル課のTenです!昨日と役職が違うって?細かいことは気にしてはいけません!

昨日真面目に記事を書いたので今日は自由にやらせていただきます。

ということで、本日のアドカレでは僕の愛してやまないゲーム、グランブルーファンタジーを紹介しようと思います。基本的にはコーディング課の観点から、システム面に関する魅力をお伝えするつもりです(が、愛が暴走して何を言い出すか分かりません)。長くなると思いますが、最後までどうぞよろしくお願いします。

これは12月17日分の記事になります。遅刻してしまい本当にすみませんでした…。

グランブルーファンタジーとは

まず皆さんはグランブルーファンタジーというゲームを知っていますでしょうか?グランブルーファンタジー、略してグラブルは株式会社Cygamesが開発、運営をしMobageにて提供される基本プレイ無料のソーシャルゲームです。

キャッチコピー「君と紡ぐ、空の物語」

主にスマートフォン向けとして開発されたゲームですが、ブラウザゲームであるためPCでプレイすることもできます(というかPCの方が快適にプレイできます)

皆さんも是非ともプレイしてみて下さい。プレイはこちらから!!→グランブルーファンタジー公式サイト

世界観+ちょっとあらすじ

公式キャッチコピーに「君と紡ぐ、空の物語」とあるように、グラブルは空の物語です。

大地が雲海を漂う、神に見捨てられし空の世界。

遥かな昔、《星の民》が圧倒的な力で世界をその手中に収めたが、空の民の抗戦に姿を消し、世界は再び安寧を謳歌していた。

神秘を奉る島《ザンクティンゼル》。そこには、失踪した父の便りを手に、約束の地へと旅立とうとする主人公がいた。

唯一の家族、羽根トカゲのビィが止めるのも聞かず歩み出そうとしたその時、孤島は炎に包まれた。

新興国家《エルステ帝国》の軍艦が空を埋め尽くし、惨禍に飲まれる村で主人公は謎の少女、ルリアと出会う。ふたりの邂逅に、星に堕とされし竜はついに目覚め、歓喜の咆吼を上げるのだった。

グランブルーファンタジー公式サイト

ある日大きな事件をきっかけにヒロイン「ルリア」と出会った主人公は、空に浮かぶ島々を旅する「騎空士(きくうし)」となり、騎空士の集団「騎空団(きくうだん)」の団長として、空を駆る船「騎空艇(きくうてい)」に乗って、相棒である「ビィ」と共に伝説の島「イスタルシア」を目指します。日本国民に伝わりやすい表現に僕なりに翻訳すると、海軍に追われず、海の代わりに空を冒険する「ONE PIECE」です。

グラブルの世界には魔法や魔物が存在し、いわゆる亜人種とでも言えそうな人種(ヒューマン以外にエルーン、ドラフ、ハーヴィンという人種)も存在します。

また、後述しますが、グラブルには2つの世界、「空の世界」「星の世界」が存在し、中でも星の世界の兵器「星晶獣(せいしょうじゅう)」は物語の鍵となる重要な存在です。

空の世界と星の世界

先述しましたが、グラブルの世界は大きく空の世界と星の世界に分かれています。空の世界には、主人公たち「空の民(そらのたみ)」が住んでいます。空の民は個々では非力で矮小な存在ですが、仲間と協力することで強大な敵にも打ち勝つ強靱な心を持っています。対して星の世界に住む「星の民(ほしのたみ)」は、空の民を遙かに上回る力と頭脳を持っています。

そんな空の民と星の民ですが、今から500年前、なんと戦争をしていました。戦争の名は「覇空戦争(はくうせんそう)」。空の民より個々の力で圧倒的に勝っている星の民ですが、全戦で戦うことは少なく、戦いは兵器である星晶獣に任せていました。

星晶獣には、その人に近い見た目の通り、心を持っているが故に、星の民を裏切り、空の民の味方をする個体が存在していました。その結果、圧倒的な戦力差を打ち破り、覇空戦争は空の民の勝利で幕を閉じました。

そして現在、覇空戦争に敗れた星の民は星の世界に引きこもり、空の世界に取り残された星晶獣は、それぞれの生き方、空の民との関わり方で日々を過ごしています(騎空団の前に立ちはだかり戦いの日々に明け暮れたり、特定の島に棲み着き信仰の対象になったり)。

主人公たちは、というかルリアは、どういうわけかこの星晶獣を制御する術を持っています。そのため主人公たちの冒険は、荒れ狂う星晶獣を鎮めたり、信仰の薄れた星晶獣の信仰を取り戻すなど、星晶獣との関わりを中心に進んでいきます。

ゲームシステム(マイページ)

そろそろグラブルのゲームシステムを説明しましょうか。以下に示す2枚はグラブルの「マイページ」、よくある言い方なら「ホーム」に近いでしょうか。かなりゴチャゴチャしてますが、比較的分かりやすいUIとなっていると思います。そもそも文字でいろいろ書いてありますしね(コーディング課にあるまじき発言)。

「編成」から「キャラ」を6人、「武器」(後述)を10本、「召喚石(しょうかんせき)」(後述)7つを選び、クエストに挑戦する編成を構成します。

そして基本的には「クエスト」もしくは「Multi Battle」のから挑戦するクエスト(バトル)を選んで挑戦します。

「Multi Battle」からは後述する「救援依頼」に参加することができます。

ゲームシステム(バトル)

クエストを選択すると、バトルが発生します(ストーリークエストなどには発生しない物もあります)。

バトルには、「AP」(スタミナ)を消費して参加します。また、シングルバトルとマルチバトルの大きく2種類に分かれていて、それぞれ名前の通り、プレイヤーが1人で挑むバトルと、最大6~30人のプレイヤーが同時に参加するバトルです。

マルチバトルの様子

グラブルは基本的に、このバトルをこなして報酬(編成を強化するために必要なアイテムなど)を獲得していくことを目的としたゲームとなっています。

報酬ページ

バトルのジャンルはコマンド選択式RPGで、基本的には味方キャラ最大4人(主人公含む) VS 敵最大3体での戦闘になります。

1ターンは主に次の3つの段階で成り立っています。

  1. コマンド選択
    • キャラの「アビリティ」(技)を選択し発動します。アビリティは大きく5種類あり、味方へのバフが主の「強化アビリティ」、敵へのデバフが主の「弱体アビリティ」、敵にダメージを与える「攻撃アビリティ」、味方のHP回復が主の「回復アビリティ」、特殊な効果を持つフィールドを展開する「フィールドアビリティ」があります。
    • また、各ターン1度だけ召喚石(星晶獣の召喚)を使うことができます。これは主人公がルリアと協力して行うもので、編成している召喚石を使い、味方の星晶獣の力を借りることができます。
  2. Player Turn
    • 味方の攻撃フェイズです。キャラ1人1人が攻撃します。基本的には通常攻撃を行いますが、様々な行動で溜まる「奥義ゲージ」が溜まっている場合は、それを消費して「奥義」(強力な攻撃や様々な効果)を発動します。
  3. Enemy Turn
    • 敵の行動フェイズです。基本的には通常攻撃を仕掛けてきますが、各ターン1つ貯まる「CT」(敵HPバーの下にある菱形)が貯まっていれば「特殊技」(強力な攻撃や特殊な効果)を発動します。また、HP割合が特定の値を下回ると「特殊行動」(特殊技と似ている)を発動してくることもあります。
    • また、敵がダメージを受けると「Modeゲージ」(敵HPバー下の黄色ゲージ)が貯まり、これが最大まで貯まれば、敵は「Over Drive」状態になります。この状態では敵の攻撃がより苛烈な物になります。
    • Over Drive 状態の敵に一定のダメージを与えると、敵は「Break」状態になります。この状態の敵はCTが貯まらない、特殊技が発動できない、通常攻撃が弱体化するなどのデバフを受けることになります。

マルチバトルでは、救援依頼を出すことができます。救援依頼を出すと、ランダムな他プレイヤーの救援依頼一覧に、救援を出したバトルが表示されます。他プレイヤーは、ここから「BP」(救援用のスタミナ)を消費してバトルに参加し、協力して敵を倒すことになります。もちろん、参加プレイヤーはバトルへの貢献度に応じて報酬を得ることができます。

救援依頼

また、バトルの進行を楽にするための機能として、「フルオート」があります。この機能をONにしていると、強化アビリティ→弱体アビリティ→攻撃アビリティの順で、編成の左側に配置されたキャラから自動的にアビリティを選択、発動してくれます。アビリティ選択が終了し次第、攻撃フェイズに自動的に移ってくれるので、放置しておいてもバトルを進行してくれる機能となっています。

このフルオートという機能は、コンテンツが肥大化、バトルがより複雑化したグラブルにおいて、プレイヤーを飽きさせないための工夫として、近年実装された機能です。それまではほとんどオートにして放置なんてプレイはできず、プレイヤーが疲れてゲームを辞めてしまうことがあったのです。その点フルオートでは戦略的に戦えない分攻略の難易度は上がりますが、疲れずやり続けることができます。最近ではむしろこのフルオートで如何に戦略的に戦えるかを主軸にした編成が誕生しています。

ゲームシステム(編成)

※キャラ、武器、召喚石には一応レアリティが存在しますが、下位のレアリティのものを編成するメリットがほとんど無く、あまり使われていないため(公式からの追加もほとんどありません)、本記事では最高レアリティであるSSRのもののみ触れます。

編成のシステムはグラブルをグラブルたらしめる最大の要素です。

マイページから「編成」を押すことで、バトルに挑戦する編成を変更することができます。編成セットは、通常の編成が14個、特殊な編成(特殊なバトルに参加するための編成)を7個まで設定することができます。

編成では主に主人公の「ジョブ」、キャラ、装備する武器、装備する召喚石を設定できます。

ジョブ

戦闘に参加するキャラは主人公+任意のキャラ3人です。ここでは主人公のジョブを設定します。

ジョブは2022年12月17日現在、クラス1(初級)で10種、クラス2(中級)で10種、クラス3(上級)で11種、クラス4(超級)で16種、クラス5(超級++)で3種、エクストラクラス1(特殊)で10種、エクストラクラス2(特殊上位)で9種存在し、プレイヤーはこの中から編成にあったジョブを1つ選択します。

このうち、クラス1~3、エクストラクラス1では、主人公のアビリティ2~4つの内、1つを除きそのジョブ特有の物になり、残りの1つを既に習得しているアビリティから選択して設定できます。クラス4、5、エクストラクラス2では、アビリティ4つの内1つが特有のアビリティになり、残り3つを既に習得しているアビリティから選択して設定できます(一部縛りがあります)。

さて、全69種と、選択肢が多すぎて意味が分からないかと思いますが、全てのジョブを解放した状態だと、実質的な選択肢はクラス4+クラス5+エクストラクラス1の内1種+エクストラクラス2の計29種くらいです。それでも多いですね。

後ほど魅力の欄で改めてお伝えしますが、グラブルのゲームとしての魅力はなんといってもこの選択肢の多さにあると思っています。主人公のジョブだけでも、挑戦する敵に合わせて、自分の編成の強さに合わせて、自由に組み替えることができるのです。

おっと。私の考えは後でまとめて話すとして、話すことが多いので次に行きますね。

キャラ

主人公以外のキャラは最初から戦闘に参加するメインメンバー3人とメインメンバーが倒れた際に代わりに戦闘に参加するサブメンバー2人がいます。キャラにはそれぞれレベルがありますが、特殊なキャラを除き、このゲームのキャラのレベルアップは非常に簡単なので、基本的には最大レベルの80もしくは100になることが多いです。

また、キャラ、敵には属性があります(主人公の属性はメイン武器(後述)で決定)。属性は火、風、土、水、光、闇の全部で6つあり、以下の図にある関係性のように、弱点となる属性、耐性を持つ属性などがあります。

属性相関図

キャラ編成は基本的に、挑戦する敵に弱点を取ることのできる属性のキャラのみで構成します。

ということで、以下に示すのは土属性の編成、つまり水属性の敵に挑戦する際のキャラ編成例です。

キャラはそれぞれ固有のアビリティと奥義、HPなどのステータスを持っています。プレイヤーはこれらの情報を吟味してキャラ編成を組み立てていきます。

キャラ例「サラーサ」

ちなみにキャラの入手方法ですが、ガチャで対応する「キャラ解放武器」を入手する、ストーリーをこなす、イベントをクリアする、エンドコンテンツをクリアするなど様々です。(例えば、上の画像のサラーサはエンドコンテンツをクリアした際に入手できるキャラです。いわゆる「無課金キャラ」ですが、土属性の最前線で戦っていけるほど強力なキャラです。)

武器

続いて武器編成の紹介です。

武器編成例(土属性)

武器には「メイン武器」「サブ武器」があり、メイン武器に設定できる武器は設定中の主人公のジョブの「得意武器種」に指定された武器種の武器のみです。ちなみに武器種は剣、槍など全10種あります。

誰が言ったか、「武器はグラブルの筋肉」。これは全く以てその通りで、いくら強いキャラを編成しても武器が貧弱だと意味をなしません。

武器を入手するにはガチャで引く、ショップで交換する、敵を倒して低確率のドロップを狙うのどれかなのですが、このドロップする武器が馬鹿にならない強さを秘めているのです(無課金武器なのに)。最上位のプレイヤー(グラブルではよく「天上人」と呼ばれます)でも使うことがあるくらいの武器があるのですが、こういった武器の入手は先ほど述べた低確率のドロップのみなのです。具体的には武器にもよりますが1~2%だということもザラにあります。なお、その手の武器を入手できるバトルは1日の自発(自分がホストとなるバトル)回数が1~多くても3回に制限されています。これがグラブルはお金より時間をかけるゲームだとされる所以です。

さて、そんな武器ですが、武器を構成する要素には次の3つがあります。

  • 奥義
    • メイン武器に設定した際、主人公の奥義として発動します。
  • ステータス
    • 武器にはそれぞれ武器のレベルに応じたHPと攻撃力のステータスがあります。武器全体の合算値がキャラ全員のステータスに加算されます。なお、武器のレベルは最大100~200まで上げることができます。
  • スキル
    • 編成されたキャラの内、条件を満たしたキャラのステータスなどを変化させます。また、一部を除きスキルには「スキルレベル」が存在します。スキルレベルは武器によって最大15~20まで上げることができます。
武器例「巌迫の躯杖」

これらの要素の内、特に重要なのがスキルです。スキルにはHPを上昇させる「守護」や、攻撃力を上昇させる「攻刃」があるのですが、なんとこれらの効果、キャラのステータスと乗算関係にあります。

そう、ステータスと乗算関係にあることで、スキルを強力にすればするほどキャラのステータスが倍々に増えていくのです。このため、先ほどの「武器はグラブルの筋肉」という言葉が生まれたのでしょうか。

召喚石

最後に召喚石の紹介です。

召喚石とは、星晶獣を封印した石で、バトル中にはルリアと主人公の力によって星晶獣を顕現させ、力を借りることができます。また、一部の召喚石は「加護」という効果を持っています。加護とは、バトル中永続で働くバフ効果のことで、編成時点で条件を満たしている場合発動します。

装備する召喚石にはメイン召喚石、サブ召喚石、サブ加護召喚石、フレンド召喚石の4種類があり、1つの編成には最大でメイン召喚石が1つ、サブ召喚石が4つ、サブ加護召喚石が2つ、フレンド召喚石を1つ装備することができます。なお、フレンド召喚石はバトル開始時にフレンドが提示している召喚石を選んで装備するので、編成画面で装備する物ではないです。

召喚石はHPと攻撃力のステータスを持っていて、装備するとそれらがキャラのステータスに加算されます。また、召喚石には召喚効果があり、バトル中に召喚することでその効果を発動することができます。ただし、サブ加護召喚石はステータスの反映がされず、バトル中の召喚もできません。

また、召喚石の加護ですが、メイン召喚石とフレンド召喚石はそのメイン装備時の加護が、サブ召喚石とサブ加護召喚石はそのサブ編成時の加護がそれぞれ発動します。

召喚石例「ベリアル」

メイン装備時の加護の中には、武器のスキルを強化するものがあり、近年のグラブルにおいては、ほとんどのバトルで、この手の加護を持った召喚石がメイン召喚石、フレンド召喚石に設定されることが多いです。

このため、メイン召喚石とフレンド召喚石に関しては、実質的な選択肢が非常に少ないですが、サブ召喚石に関してはこれまた膨大な選択肢があります。ここでも、プレイヤーは持っている召喚石の中から編成の性質と目的に応じた召喚石を吟味し、編成していくことになります。

召喚石の入手方法としては、主にガチャが挙げられます。ドロップとアイテム交換も無くはないですが、一部の例外(マグナシリーズ、黄龍黒麒麟、アーカルムシリーズなど)を除き、それらの召喚石は最終的に編成から抜けることが多いです。

ガチャ

さて、ここからはソーシャルゲームならではの話になります。

グラブルもまた、ソーシャルゲームでありますから、収益のためにも当然ガチャなるものが存在します。

モバゲー版ガチャ画面
(おや…?この時期にしては石が少ないですね…???)

基本情報

ガチャには「ルピガチャ」「レジェンドガチャ」があります。前者はゲーム内通貨(敵を討伐すると入手できます)であるルピで引くことができる、いわゆる無料ガチャです。後者は引くために課金が必要な有料ガチャとなっています(その際、遊んでいる媒体によって、モバコインなど使用するアイテムが変わります)。なお、ログインボーナスなどで手に入るゲーム内アイテム「宝晶石」によっても引くことができます。

ルピガチャの排出率は公開されていませんが、基本的にはノーマル、レアの装備品(武器と召喚石)が排出されます。(本記事で話題とするのは収益を目的としたガチャなので、本記事でルピガチャについて触れるのはこれが最後となります。)

レジェンドガチャからも同様に装備品が排出されます。その排出率は通常時でレア82%、Sレア15%、SSレア3%、毎月終わり頃~翌月始めと中頃に開催されるフェス時でレア79%、Sレア15%、SSレア6%で、価格は1回300宝晶石(モバコイン、グラブルコイン、etc…)、日本円にすると約300円です。

ガチャから排出される装備品の内、武器の一部は先ほど名前を出したキャラ解放武器となっています。キャラ解放武器は入手時に対応するキャラが解放されます。もちろん、武器そのものは普通の武器として使えます。つまり、グラブルにはキャラガチャがありません。良心的ですね。

また、レジェンドガチャに関して、現在後述する理由によって、レジェンドガチャとクラシックガチャに分けられています。レジェンドガチャとクラシックガチャでは排出されるSSRが異なり、レジェンドガチャからは2016年3月10日以降に実装されたSSRが排出され、クラシックガチャからは2016年3月9日以前に実装されたSSRが排出されます。

さて、これらレジェンドガチャには、何かしらCygamesの、というか最近のソシャゲを遊んだことのある方ならなじみ深いであろう、ガチャの上限額設定がされています。ガチャを一定回数引いたら、ガチャのラインナップから好きな物を1つ選んで貰える、いわゆる「天井」ですね。

えー大変触れにくい話題なのですが、近年のソシャゲに多いこの天井システム。その発端はグラブルにあると言われています。ではなぜグラブルはそれまでのソシャゲに見られなかった天井システムを導入したのかというと…。グラブルを勧める記事で触れるべき内容ではないので割愛いたします。気になる方は「グラブル アンチラ事件」とでも調べてみて下さい…。

アンチラ「ボクは悪くないよ!」

気を取り直して。グラブルにおける天井はガチャ300連、つまり約9万円に設定されています。たけぇよ。

実態

以上でグラブルのガチャの基本情報についてまとめましたが、ここからは僕の主観を交えてグラブルのガチャの実態を解説いたします。

ガチャの当たり枠として用意されているSSRたち。プレイヤーは当然、このSSRを狙ってガチャを引くのですが、その数が膨大です。正直数えたくないので実数値がどのくらいなのかは分かりませんが、特定のSSR装備をピンポイントで狙う場合、フェス時の排出率は恒常武器(フェス外でも排出される武器)が0.016%、フェス限定武器が0.032%、召喚石が0.022%、ピックアップですら0.300%です。ピックアップとは…。天井まで引いても約40%でピックアップを引けません。天井とは本来、引けなかったときの保険のはずなんですがね…。

たった6%に詰まった驚異の排出率達

そんな実質闇鍋状態であったガチャを改善するため、2022年3月にガチャの改修アップデートがありました。そこで誕生したのが、先述のクラシックガチャというわけです。ちなみに上記の排出率はガチャ改修後のものです。救いはありません。

さて、悪い点を先に述べましたが、もちろん良い点もあります。

まずガチャのための課金ですが、グラブルにおいてはあまり必要ありません。まあ毎月1天井するみたいな石油王は別ですが、一切の課金をしていなくとも、宝晶石のみでの天井資金が4~6ヶ月で貯まります。また、毎年夏には毎日レジェンドガチャ10連無料期間を、年末年始とグラブルの誕生月である3月付近では真の仲間による毎日レジェンドガチャ最大200連無料期間を開催してくれるなど、ガチャ(を引くこと)に関してはかなり太っ腹な運営がされています。過去に痛い目見たからかなぁ…。

真の仲間

ちなみに!2022年12月17日(この文章書いてるときには既に18日)現在!登録者数3400万人突破キャンペーンとして、毎日1回レジェンドガチャ無料です!そしてなんと12月22日から真の仲間がやってくる可能性があります!グラブルを始めるなら今!!!→グランブルーファンタジー公式サイト

というわけで引いてみた。(ダメじゃん)

イベント

グラブルでは毎月1つシナリオイベントが開催されます。そこでは、イベント期間限定のクエストが発生し、イベントストーリーとイベント限定バトルを楽しむことができます。また、イベントをこなした量に応じて報酬を獲得することができます。

現在開催中の(よりによって超特殊な)イベントの様子

なぜこんなに短い項目があるのかというと、次の話に繋げたいからです。

古戦場

「古戦場から逃げるな」

グラブルをやっていなくても、上記の言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

古戦場とは、グラブルにおけるある種ゴールの1つになっているイベントです。

具体的に何をするのかというと、ゲーム内でのコミュニティ「騎空団(ストーリー上のものでなく、他ゲームのクランのようなもの)」同士で、期間内に獲得した総ポイント数で競い合います。グラブルにおいては珍しくPvP要素のあるイベントとなっています。

なぜこんな格言めいた言葉が誕生したのかというと、この古戦場というイベント、人によっては1日17時間(古戦場期間中、午前0時から午前7時まではイベントがプレイできなくなるので実質丸1日)プレイする猛者が現れるのです。ちなみに私、Tenですら1日12時間ほどプレイすることがあります。それほどまでのイベントで、騎空団内で協力してポイントを稼いで、さらにPvPです。相手団に勝つために自分が頑張らなくてはという責任感を持つプレイヤーが出てきます。ゲームなのに。

さらにはこの古戦場で効率的にポイントを稼ぐために、古戦場が始まるまでの間、次回開催される古戦場に登場する敵に弱点をつける属性の強化に心血を注ぐプレイヤーが多いです。つまり古戦場期間外ですら古戦場は始まっているのです。

これらの要因が重なって「古戦場から逃げるな」なんていう言葉が誕生したのでしょう。

ちなみになぜ古戦場がこれほどまでに重要視されているかというと、単純に古戦場で獲得できる報酬が、他のイベントに比べて良いんですよね。要は、編成を強化するための報酬目的に編成を強化します。

個人的な感想ですが、古戦場期間と普段のグラブルは別ゲーです。

グラブルの魅力

いろいろ話してきましたし途中何度か脱線してましたが、ここからは僕の思うグラブルの魅力についてお伝えしようかと思います。既にかなり長い時間お付き合いいただいていますが、もう少しだけお付き合い下さい。

美麗なイラスト

まずは目を引く美麗なイラストです。

ブラウザゲー故に、ヌルヌル動くLive 2Dなどは難しく、グラブルで描かれるイラストはキャラクターの立絵などが主ですが、美しさを追求した物からコミック感のある物まで、全体的に柔らかい特徴的なタッチで描かれたイラストは一見の価値ありです。

儚く、美しく、時には可笑しいストーリー

次にストーリーについてです。好みもあるので、残念ながら全てのストーリーが素晴らしい物だと断言することはできませんが、イベント毎に追加されるストーリーは毎度、プレイヤーをグラブルの世界に引き込み楽しませてくれます。

その内容も、シリアスで緊張感のある物から、感動に涙を流す物、ゆるふわな日常物、思わず笑ってしまうギャグなど様々です。

カッコイイ、カワイイキャラクターたちとその絡み

美麗なイラストとして載せたイラストにあるように、キャラのイラストが良い!だけではないのです。グラブルのキャラはどいつもこいつもやり過ぎなんじゃないかというくらいキャラが立っています。なぜなら、グラブルにはキャラ1人1人にフェイトエピソードが用意されていて、そのキャラのバックボーンを知ることができるのです(キャラによってはイベントストーリーの主役になったりもします)。このキャラはこんな性格で、こんな過去があって、そのことからこんな目的があって…と、主人公以外のキャラにも感情移入できるようになっています。

また、そんなキャラ達の主人公達以外との絡みを楽しむことができるのもグラブルの魅力の1つです。

基本的なRPGは主人公を中心として物語を展開していくところ、グラブルは主にイベントストーリーで、主人公以外のキャラを主役に物語を組み立てることが多々あります。その物語の中で、そのキャラが所属しているコミュニティ、そのキャラの友人、家族、恋人など様々な関係を知ることができたりします。

個人的には「組織」関連のキャラの絡みが好きですね~。特に私の推しキャラであるゼタとバザラガの、あのあくまで仕事上の関係だけど信頼しあっているのがわかる言動がキャラの魅力を引き立てるというか。カシウスとベアトリクスの絡みは微笑ましかったり可笑しかったりと飽きないですし、ユーステスやイルザが絡んでほんの少し気が引き締まったり、逆にそんなキャラ達がリラックスして緩んだり…っと、これ紹介記事でした。話を戻します。

ま、まあそれだけの愛着をキャラ達に持つことができるということです。さらに、愛着を持ったキャラ達で編成を組むなんて楽しみ方もあります。

膨大なやりこみ要素

次に、その膨大なコンテンツ量についてです。コンテンツ量に関しては基本プレイ無料のゲームの中ではトップクラスに多いと思います。

エンドコンテンツである十天衆アーカルムの召喚石十賢者、高難易度マルチバトルに天上征伐戦、最近だと新たな武器「新世界の礎」シリーズというコンテンツが追加されました。

他にもエンドコンテンツに限らず様々なコンテンツが日々追加されていて、プレイヤーは飽きている暇がありません。

爽快なバトル

およそコマンド選択式RPGからは出てこない単語ですが、実はグラブルのバトルには爽快さもあります。

例えば、1撃で1000万を超えるダメージを叩き出したり、大量の追撃(通常攻撃で発生する追加ダメージ)によって画面を数字でいっぱいにしたり、1ターンで敵を倒したり。

どれも比較的上級者にならないとできない芸当ですが、裏を返せばむしろそういった芸当ができるようになるのを目指すという目標になり得ます。

無限に近い選択肢

そしてなによりグラブルの魅力としては、プレイヤーに無数の選択肢があることでしょう。

強い武器を集めて好きな属性を強化したいのか。定期開催される古戦場で良い順位を獲得したいのか。好きなキャラを手に入れる為にアイテムを集めるのか。ただただストーリーを読みたいのか。そもそもグラブルをプレイする上での目的からして選択肢は多いです。

他にも編成欄で述べたように、主人公のジョブ、編成するキャラ、武器、召喚石など。挑戦する敵に応じて無数の選択肢の組み合わせから最適解を見つけ出していくのは大変ではありますが、達成感を得ることができます。

このように、グラブルには最適解こそあれ、正解は無いのです。プレイヤー1人1人にそれぞれの正解があって、自由に楽しむことができます。

そこに圧倒的なコンテンツ量が絡まることで、グランブルーファンタジーはどれだけプレイしても「楽しい」が続くゲームになっているのです。

おわりに

いかがでしたか。グランブルーファンタジーの魅力、面白さが少しでも伝わったなら幸いです。

思い返せばシステムの説明だけで半分以上埋めちゃってますね…(まあコーディング課的にはそれが正しいのだが)。

ただ、本当にグラブルは奥の深いゲームなので、こんな記事で取り上げた物などほんの一部に過ぎません。キャラと装備の強化フェイズなど、本当に一切触れていないコンテンツが大量にあります。本当に基本プレイ無料で遊んで良いんだろうか…?このゲームの本当の面白さは実際にプレイしてみないと分からないかもしれません。この記事を読んで少しでもグランブルーファンタジーが気になったら、是非、1度プレイしていて下さい。

ちなみに!今!!2022年12月!!!年末!!!!グラブルが熱い!!!!!外は寒い!!!!!!

というのも毎年年末年始とグラブルの誕生月である3月付近、あと水着の季節である7、8月には大きなイベントが開催されるのです。ガチャ欄で触れた無料ガチャに限らず、報酬が良すぎる期間限定ミッションや、通常バトルの報酬が多くなっていたり、グラブルをプレイするのがより一層楽しくなる期間なのです。

これを機に、是非とも、是非とも1度プレイしてみて下さい。

プレイはこちらから!!!→グランブルーファンタジー公式サイト

ということで、ここまで読んで下さってありがとうございました。以上!Tenでした!!またどこかでお会いしましょう!!!


…そういえば、以前某ニュースサイトでグラブルが紹介されていました。

生ける廃人ゲームと名高い『グランブルーファンタジー』生ける廃人ゲームと名高い『グランブルーファンタジー』

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生ける廃人ゲーム。全く以てその通りだよ。

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