どうも、17日目を担当する ともり です。
アドカレも後半戦ということで、これまでの記事とはちょっと趣向を変えて
大学生らしく若者の流行について書いていこうと思います。
ってことで今日本の若者の間でキテる音楽をご存知でしょうか
それは
Trap Music
です
Trapは、1,2年前からアメリカの若者で流行りだし、日本の若者の中でも影響が出てきています。
とにかくTrapを聴けばインキャなあなたでもイケてる若者になれます(当社比)。
ってことでこの記事ではTrapの説明と簡単な作り方を書こうと思います。
Trap Musicとは
まず、Trapとはどういうジャンルなのか聴いてみましょう
みなさんご存じ「Harlem Shake」ですね
数年前に流行りましたね(笑)
聴いた感じの印象は治安の悪いクラブミュージックってところでしょうか
それもそのはずで、TrapはHIPHOPの派生ジャンルの一つです。
特徴は重低音を強調したビートに、スネアドラムの連続音や、派手な電子音を加える中毒性の高いこと
らしい...(よくわからん)
ようするに治安の悪いジャンルですね
ちなみにtrapはHIPHOP用語で「コカインの密売所」という意味らしいです。
しかし、中にはキレイなアレンジやカッコいいアレンジも存在します。
例えばこれらの曲
EDM!?っておもっちゃいそうなRemixですね
女性ボーカルやワブルベースなど様々な要素が入ってます。
このように現在のTrapは様々なアレンジが施され多種多様なジャンルとなっております。
ちなみにTrapはHumanbeatbox界隈でも大変人気です。
まぁ、HumanBeatboxはHipHop生まれなので影響を受けないはずがないですね(笑)
とにかく、上記の動画を参考にいろんなTrapの曲を探してみてはいかがでしょうか。
Trap Musicを作ってみよう
ここからは「Trap気に入ったぜ!作ってやる!」って感じで作ってみましょう
まずはリズムパートから
キック,スネア,ハイハットを下図のように打ち込んでみましょう
ポイントはハイハットを時々細かく打つような感じで打ち込むといいと思います。
音源はTR-808系列の音源を使うといいでしょう。
ついでにフィルインも作ってあげましょう。
スネア
ハイハット
コツはよりリズムを細かく崩すことです
3連符や32分音符を混ぜてもいいと思います。
次はベース
ベースはいろいろな選択肢があるのですが今回はシンプルにサイン波のベースでいきましょうか
パラメータは下図のように設定しましょう。
聞こえにくい場合はOSC2でサイン波を7度上あたりで小さく鳴らすと倍音が出てきて聞こえやすくなります。
この例でも少しだけOSC2を鳴らしています。
打ち込み方はキックにタイミングを合わせたりするケースが多いのですが、
めんどくさいので下図のように適当に伸ばすだけにしましょう
ただ、これだとのっぺりしすぎているのでベースに対してキックでサイドチェインをかけましょう
そうすると、いい感じになります
ではここまでできたものを聴いてみましょうか
...TRAPだ!!!!!!!
となっていただけると幸いです。
最期にメロディを適当に付けて完成させましょう
シンセは治安の悪い感じにしたいのでピッチを動かしてちょっとしたキモさを出しましょう
メロディラインはフィーリングで頑張ってください
今回はこんな感じにしてみました。
ポイントはナチュラルマイナースケール(?)を使ってるところですかね
これで治安の悪さが引き立ちます
では、完成したものを聴いてみましょう
0:00 ~ ドラムのみ
0:13 ~ ドラム&ベース
0:25 ~ ドラム&ベース&メロディ
治安が悪そう!!!
いい感じのTrapになりましたね
実際はここに盛り上げの部分などを足して一つの曲にしていきます。