Live2Dって何だ?
みなさんLive2Dって耳にしたことありませんか?ーーーそう!特にVtuberで聞いたことがあると思います!この記事ではLive2Dってよく耳にするけどなんぞやと気になって調べたので共有しちゃうというものです。もちろんゲームにも関係ありそうなので知って損なし!
はじめに
どうもこんにちはryutaroです。この記事はLive2Dを最近調べこれは知る価値があるぞと思った私がShinosanそういえばLive2Dみたいの動かしてたなぁ…分担したろ!と誘ったことで実現しました。
Live2Dとは何者なのか?何がすごいのか?どのように実現してるのか?これらがわかるような記事にしようと思ってるのでぜひ最後までお付き合いください!
Live2Dってなんなのか詳しく
Live2Dって何なのかっていうと株式会社Live2Dが提供している画像を3Dらしく動かす技術です!
さまざまなメディアで利用可能でゲーム(プロジェクトセカイ・妖怪学園Y ~ワイワイ学園生活~など)やVtuber(ホロライブ・にじさんじ)を動かす技術として使われてます。
ちなみにVtuberは自分の体を動かすソフトのことをLive2Dと呼んでいるっぽいですがここでは技術のことを指します。
メリット・いいところって何?
大きなメリットは2Dならではの味が出せるというところです。他にはパラメーターでの制御が可能であることによりライブのような次にどのような動きになっても大丈夫であり、ゲームなどパラメータをいじるだけで様々なアニメーションを増やすことができます。
3Dではもっと高度なことができると思いますがコストや動かすときの重さが軽いなどそれぞれの良さがあると思います。
作成の流れ
ここからは、ryutaroくんに代わってワタクシShinosanこと椎野山が担当します。
実装大臣に任命されたので、RiG++内で他の人が何回紹介してくれたか分かりませんが、Live2Dでキャラクターを動かすための流れを実際にやってみたいと思います。
まず、Live2Dで動かすキャラクターイラストを用意しましょう。今回は、2021年度前期に兼業という形で参加させてもらった、TZさんがリーダーの「パーティーナイトドールズ」というプロジェクトのキャラクターを動かすことにします(キャラの使用は承諾を得ています)。
と言っても、実際に使うイラストは、ゲームに実装していない(ハズの)、人形が人間になったときの設定画をイラストに起こしたものです。
このキャラを動かしてみます。
まずLive2Dに読み込む前に、パーツを分けます。Live2Dを利用することを想定していればあらかじめパーツに分けて描いたほうがいいです。今回は分けていなかったので、普段使っているCLIP STUDIO PAINTを使い、パーツごとに分割しました。この作業は、他の描画ソフトでも問題なく行えます(たぶん)。
この時、分割するだけではなく、ちゃんと一枚絵の時には描いていなかった部分も加筆してくださいね。それと、パーツ同士の干渉も考慮しましょう。(この作業が割と大変でした…)
今回は、どのパーツまで動かすか決めていなかったので、とりあえず可動する部分を全部分割し、さらに開いた口などの新規パーツも作成しました。
分割したパーツはこんな感じです。こだわりたい場合は、髪などをもっと分割したり、新規パーツを増やすなどしましょう。
これを、各パーツをそれぞれ一枚のレイヤーに統合し、PSDファイルで出力します。その出力したデータを、Live2Dで使うわけです。(実際はバラバラに配置して出力する必要はないです)
ここからようやく、Live2Dの出番です。と言っても僕もド素人なので、今回は以下のサイトを見ながら作りました。
《live2d 無料版》1枚絵イラストを動かす!超初心者さんのための一緒に作っていくlive2dの使い方!-もくじ- | コミュ障でもいいのです。 (redeyerui.work)
詳しい使い方を知りたい人は、このサイトを見てください。それではLive2D Cubism Editorという編集ソフトに、作成したPSDデータを読み込ませましょう。今回は、無料版を使っています。
作業画面はこんな感じ。
ここでパーツ1つひとつにメッシュを付与し(使い方あってる?)、メッシュを拡大縮小、回転、移動することでパーツに変化を与えられるようにします。
メッシュの付与は簡単にできます。付与すると上みたいな感じ。
その下準備を経て、パラメータとパーツの状態を相関づければ、大まかな補間をLive2D Cubismがやってくれます。 複数のパーツを1つのパラメータと相関づけることができるので、 形や不透明度の変更を駆使し、キャラのまばたきを再現してみました。
ちなみに、補間の内容はけっこう自由に指定できたりします。
こんな風に、Live2Dは、キャラの動作をパーツ毎にパラメータと相関付け、パラメータ間の補間を行うことで、イラストを動かしアニメーションを作成することを可能にしています。
使いこなすにはある程度の慣れは必要ですが、これでキャラの会話シーンなども作れるようになりますね。自分の描いたキャラが生きてる~!
おわりに
Live2Dのこと、なんとなく伝わりましたか?
別のソフトになりますが、カメラと動きを同期させれば、自分の動作に合わせてイラストを動かし、バーチャルライバー、いわゆるバ肉として使うこともできます。もちろんバーチャルライバー以外にも、ryutaroくんが言ってくれた例の他にも、活用次第で様々な表現が可能になるでしょう。(パッと思いつかなかった。)
ちなみに今回、僕はヒイヒイ言いながらLive2Dで使うためにパーツ分割をしましたが、Live2D以外にも様々な編集ソフトが存在しており、中にはパーツ分割を行わなくてもキャラクターの一枚絵を動かせるソフトもあるそうです。 ……。
ここで今日の一句
動かそう
Live2D
Dive便利
みんなもバ美肉、ゲットじゃぞ~!