パソコンゲームのススメ

みなさんこんにちは、23(フミ)です。

突然ですが、みなさんはゲームをどんなハードでプレイされていますか?Nintendo Switch?それともPS5でしょうか?
私は今年の春にSwitchを買ってからはSwitchで遊ぶことが増えましたが、その前はPCでゲームをすることが多かったです。

という私の話を聞いて「パソコンでゲームって、結構いいパソコンじゃないとできないんじゃないの?」と思われたそこの方!
実は良いパソコンじゃなくても遊べる良いゲームもあるんです。私がパソコンゲームをやっていたというのも生協で買ったノートパソコンでの話です。
(もちろん話題のなんとかペックスと言ったゲームをやるにはちょっと性能が足りなかったりしますが)
そこで今回は、良いスペックのパソコンじゃなくても遊べちゃう面白いパソコンゲームたちを5本紹介していきたいと思います。
今回紹介するゲームは全てゲーム販売サイトSteamで購入可能なものですので、気になるゲームがあれば是非プレイしてみてください!もうすぐ年末、年末と言えばSteamウィンターセールですしね

PORTAL ・ PORTAL2

まずは僕が一番好きなこのゲームです。このゲームを一言で表すなら、「スタイリッシュな一人称パズルゲーム」です。
Steamでセールが行われる度にありえないほど安くなることでも有名なゲームで、セールになると1作60円2作合わせて120円のワンコイン強の価格で購入することが出来てしまいます。10年以上前のゲームとはいえそんなのありか?

パズルを解く鍵になるギミック、「ポータル
ゲーム最序盤、いきなり開いたポータルの中にプレイヤー自身の姿が見える演出が個人的にとても衝撃的。
ポータルの何たるかを一目でわかりやすく説明された気分になります。

画像はゲームの最初、プレイヤーが閉じ込められている部屋の壁に大きな穴、ポータルが開くシーンです。
この青のポータルとオレンジのポータルは繋がっており、これをくぐることで離れた2点を行き来することができるようになります。
プレイヤーはこのポータルを駆使して様々なパズルを解いていきます。
ステージが進むごとにポータルを好きな場所に作れるようになり、さらにボタンやエネルギーボールなども参戦してくるため、徐々に難度の上がっていく歯ごたえのあるパズルを楽しめます。

ステージ13の様子。なんかいっぱいある

さらに2になると、前作で見たことのあるパズルや施設全体が大きく崩壊していて、廃墟好きにはたまらない雰囲気になります。
私のお気に入りはゲーム後半に行くことになる地下施設ステージです。
加えて1とは違い、摩擦が0になるジェルやベルトコンベアのように1方向に運んでくれるビームも登場してくるため、さらに複雑になったパズルを楽しめます。

PORTAL2のスクショ。1でみたことのあるステージがボロボロになっている
前述のビーム(青い光)

また、このゲームのさらなる魅力は「世界中のプレイヤーによって大量のオリジナルステージやファンメイドのMODが制作されている」ことです。
ここではおすすめの良作MODも2つご紹介しておきます(どちらもPORTAL2を持っていればSteamから無料で遊べます!)。
基本、本編プレイ済みの人を想定されていて若干高難度なので、いきなりここから遊ぶのはおすすめしませんが、クリア後に「もっと遊びたい!」となった方は是非プレイしてみてください!

  • PORTAL STORIES: MEL
    名だたるPORTALのMOD製作者が集まった有志のチームが2015年に制作された、大型MODです。
    主人公メルが謎の人物ヴァージルの助けを借りて施設からの脱出を目指す、という大ボリュームのオリジナルストーリーに加え豊富な新作パズルが追加されていて、ファンの間では実質PORTAL3と呼ばれているほどのクオリティになっています。
    やりこみ要素として高難度のAdvanced Modeも収録されており、通常モードとはひと味違ったパズルを楽しむことが出来ます。
    PORTALシリーズをプレイするなら1・2に加えて必ずこれも一緒に遊んで欲しいくらいおすすめです。
  • PORTAL RELOADED
    今年春にリリースされたばかりの、有志のチームが制作された新作大型MODです。
    本編とは違い、通常の青とオレンジのポータルに加えて現在と未来を繋げる「第3のポータル」が追加されており、3次元空間の思考に加えて現在と未来の2つの時間軸も考慮してパズルに挑む必要があります。考えることが増えたことにより難度はかなり高くなっていますが、その分クリアに辿り着いたときの快感も増しています。PORTAL2リリース10周年を銘打ってリリースされただけあってかなりのクオリティになっています。
PORTAL STORIES: MEL
PORTAL RELOADEDのスクショ。
真ん中の緑のポータルが「第3のポータル」で、その向こうにボロボロになった未来のステージが見える

<ストアページ>
PORTALhttps://store.steampowered.com/app/400/Portal/
PORTAL2https://store.steampowered.com/app/620/Portal_2/
(以下はMODのためPORTAL2を所持している必要があります)
PORTAL STORIES: MELhttps://store.steampowered.com/app/317400/Portal_Stories_Mel/
PORTAL RELOADEDhttps://store.steampowered.com/app/1255980/Portal_Reloaded/

UNDERTALE

次に紹介するのはこちらです。
このゲームの名前を聞いたことがある、と言う方も多いのではないでしょうか。YouTubeでも多くの配信者の方がプレイされている大人気インディーゲームです。
このゲームを一言で表すなら、「だれも倒さなくていい、やさしいRPG」です。

舞台は昔人間との争いに負けて追放されたモンスターたちが暮らす地下世界。そこに落ちてしまったプレイヤーは家へ帰るため、地下世界を冒険することになります。
道中出会ったモンスターは倒すもよし、仲良くなるのもよし、自分だけの冒険を思いのままに楽しめます。
このゲームの魅力はストーリーの素晴らしさと、キャラクターの個性の強さにあると思います。
特にキャラクターに限定して紹介すると、スマブラにMiiファイターの衣装として参戦したサンズというスケルトンのキャラクターは気楽でジョークが好きなキャラクターで、話しかけてもよくダジャレを返してきますし、その弟のパピルスは何かと優しくてかわいいキャラクターです。

序盤のスクリーンショット。
右上に写っているキャラクターは、序盤にプレイヤーが出会うトリエルというキャラクター。
プレイヤーのことを自分の子供かのように気にかけて優しくしてくれます。
戦闘のスクリーンショット。赤いハートがプレイヤーで、
このハートに敵の弾幕があたらないように避けつつ「たたかう」や「こうどう」で戦闘を進めていきます。
「みのがす」で相手を逃がすこともできます。

また戦闘は独特な雰囲気になっていて、上の画像のように敵モンスターの飛ばしてくる弾幕を避けつつ、「たたかう」で攻撃したり、「こうどう」で和解していくようになっています。
モンスターの攻撃の弾幕も個性的で、彼らの性格や特徴を感じられるようになっています。戦闘中のフレーバーテキストも相手モンスターのキャラクターが感じられるようなものになっていて、思わずにやりとしてしまいます…。

クリア後に「もっと遊びたい!」となった方は、UNDERTALEの製作者、Toby Fox氏が現在製作中の新作「deltarune」もおすすめです。
今ならChapter2まで無料で遊べます!

<ストアページ>
UNDERTALEhttps://store.steampowered.com/app/391540/Undertale/
deltarunehttps://store.steampowered.com/app/1671210/DELTARUNE/

Helltaker

続いてはこちらのゲームです。
こちらも名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。去年の春頃にTwitterで「キャラクターがかわいい!」と話題になっていたゲームです。
このゲーム、海外のイラストレーターの方がUnityを用いてほぼ一人で制作されたゲームで、なんと無料で遊ぶことが出来ます。
さらに今年の春には1周年記念の追加チャプターとして「Examtaker」が配信され(もちろん無料)、歯ごたえのあるパズルがよりたっぷり楽しめるようになりました。

このゲームを一言で説明するなら、「悪魔っ娘のハーレムを作る2Dパズルゲーム」です。
すごくいかつい風貌の主人公はある日ふと「悪魔っ娘のハーレムを作りたい!」と思い立ち、颯爽と地獄に降り立った……というところからゲームがスタートします。主人公のノリ軽すぎ
ゲームのルールは至ってシンプルで、障害物をかき分けて悪魔っ娘のところまで辿り着き、悪魔っ娘を説得してハーレムに加えることが出来たらステージクリア!ハーレムの人数をどんどん増やそう、というゲームになっています。テンポよくサクサク進められ、会話パートも長くないので、とても気持ちよく遊ぶことが出来ます。一方でパズルの方はかなりやりがいのある難易度で、その分正解が舞い降りてきたときの快感はかなり気持ちが良いです。そうじゃなくてもクリアできなくていろいろ試行錯誤したり、腹いせに岩を蹴ってるだけでおもしろい。

ゲームのスクリーンショット。
左の数字が動ける歩数で、これを超えると主人公は死んでしまいリトライになってしまう。
上のかわいい悪魔っ娘のところまでたどり着ければOK。
悪魔っ娘のところまでたどり着くと、会話パートに移る。
ここで正しい選択肢を選んで、悪魔っ娘を説得することが出来たらステージクリアとなり、
ハーレムはにぎやかになる。ヒャッホウ!

残念ながら公式には日本語対応していませんが、有志の方がかなりイカした日本語訳パッチを作成されているので、プレイされる際は是非パッチの適用をしましょう!

<ストアページ>
Helltakerhttps://store.steampowered.com/app/1289310/Helltaker/
・有志による日本語パッチ:https://steamcommunity.com/app/1289310/discussions/1/4666237625647679747/

東方風神録

続いてはこのゲームです。
こちらのゲームも、ネットサーフィンをよくしているオタクの方なら聞いたことのあるタイトルかもしれません。
こちらは弾幕シューティングゲーム「東方Project」の10作目にあたる作品です。
東方Projectについて簡単に説明しますと、クリエイターのZUN氏がプログラム、絵、音楽、エトセトラエトセトラを全て一人で制作されている、2021年に25周年を迎えた縦スクロール弾幕シューティングゲームのシリーズです。今までZUN氏が制作された20作以上のゲームの他に様々な二次創作が行われており、日本でかなりの人気を誇る同人ゲームになっています。
今までは同人ショップのみで販売されており、プレイするハードルが高かったですが、近年過去作(風神録以降の作品)も含めSteamでの配信も行われるようになり、気軽にプレイすることが可能になりました。

その中でも私のお気に入りの1作が「東方風神録」です。
東方Projectの作品の魅力にはキャラクターなどいくつかありますが、私が一番心惹かれる要素が音楽です。
風神録のBGMはどれもお気に入りで勉強中のBGMにしているくらいなのですが、特にとあるボス戦で流れる「ネイティブフェイス」という曲が大好きです。
また、他の魅力として弾幕の美しさもあげられます。一見バラバラで避けようがなさそうに見える弾幕も引いてみると美しく整っていたり、逃げ道があったりするのでプレイしていてとても楽しいです。
難易度も不慣れな方向けに玉数の少ないEasyモードから、画面一面弾幕に染まるLunaticモードまで用意されているので、シューティングゲームが苦手な方も、シューティングゲームが得意な方も遊ぶことが出来ます。

とあるステージのスクリーンショット。この弾幕の出てくるテンポが曲と同期してるのすごく好きです

<ストアページ>
https://store.steampowered.com/app/1100140/__Mountain_of_Faith/

Touhou Luna Knights

最後はこちらのゲームです。
タイトルに「Touhou」と入っているところからおわかりの方もおられるかもしれませんが、このゲームは先ほどご紹介した「東方Project」を題材にした、二次創作ゲームです。
このゲームを一言で説明するなら、「時間操作が超爽快なメトロイドヴァニアの2Dアクションゲーム」です。

このゲームの主人公の十六夜 咲夜(いざよい さくや)は「時を操る程度の能力」という時を止めたりすることの出来る能力の持ち主で、プレイヤーはこの能力を駆使してステージを探索していくことになるのですが、この時間操作のアクションがとても爽快なのがこのゲームの魅力です。
時の流れを遅くしてすぐ閉まってしまう扉をスライディングで突破したり、時を止めて敵の眼前にナイフを大量に並べて時間停止の解除と共に一気になぎ倒すなど、咲夜の能力を使ったアクションが全体的にとてもスタイリッシュで爽快です。加えて「グレイズ」という、敵の弾や敵自身の近くを「かする」とHPやスキルポイントがちょびっと回復するシステムも存在するため、敵との戦闘も緊迫感があるものになっています。
またメトロイドヴァニアのゲームでもあるため、ボスを倒すごとに使用できるスキルが増え探索できる範囲が広がっていくなど、だんだん強くなっていくのを感じられる点もとても面白いポイントです。

さらに東方Projectの二次創作であることから、使用されているBGMも東方Projectの原作で使われたもののアレンジになっており、このカッコいい音楽も魅力の一つです。
「二次創作だから東方Projectを知らなかったら楽しめないんじゃ?」と思われるかもしれませんが、特に知らなくても十分にメトロイドヴァニアとして楽しめるのではないかと思います。おすすめです。

プレイ画面のスクショ。画像のように時間を止めてナイフを投げまくったり、障害物を避けるなど、
咲夜の時を操る程度の能力を駆使しながら進んでいく。
東方Projectでおなじみのキャラクターもボスとして登場する。

<ストアページ>
https://store.steampowered.com/app/851100/Touhou_Luna_Nights/




いかがでしたか?
気になったゲームがあれば、どのゲームも紹介文の最後についているリンクから買えますので、是非遊んでみてください!

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